血液中に含まれているブドウ糖を血糖といいます。空腹時血糖は、空腹時の血液中に、どれだけブドウ糖が含まれているのかを表します。
食事に含まれる糖質は、消化管で、ブドウ糖に分解されて、血液中に入り込みます。こうして血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げるように作用します。インスリンが不足すると血糖値は高いままになってしまいます。これが糖尿病です。
㈰ 空腹時血糖値 126mg/dl以上
㈪ 75g糖負荷試験で、2時間後 200mg/dl以上
㈫ 随時血糖値 200mg/dl以上
㈬ HbAic 6.1%以上(JDS値)
㈰㈪㈫のうち1つと㈬が満たされれば1回の検査で糖尿病と診断されます。
・ 過食や運動不足などの生活習慣は、肥満を招き、空腹時血糖値を上げる原因を作ります。
・ 遺伝的要素