全ての人に対して、生命を大切にすると同時に、各人の尊厳を傷つけることなくお互いを尊重し合わなければならない。
必要な医療を適切なタイミングで提供しなければならない。
各職種に応じ、病名、病状、治療内容とその危険性、予後、検査内容とその危険性、薬の効果とその副作用などについて、受診者様が理解できるように説明しなければならない。
受診者様又はご家族様にその説明を理解し納得していただき、治療法や検査、薬剤を選択する権利を尊重しなければならない。
インフォームドコンセントに際してはまず、受診者様の理解力に合わせた説明を行い、その理解の程度を確認しながら繰り返し説明すると同時に、ご家族様にも説明し、ご理解いただけたかどうかを確認する。
診療、治療、看護、ケア、検査等いかなる場合も、また個人情報も含め、受診者様のプライバシーを護らなければならない。
自己研鑽、定期的な研修、OJTなど様々な手段により、医療関連のみならず必要な技術や知識の習得に努め、その向上を図り、質の高い医療を提供していく。
医療人としてのみならず、社会人として守るべき法規範を遵守し、自分のしたことに責任を持たねばならない。職務上知りえた受診者様の情報をみだりに口外してはいけない。医療従事者として受診者様の情報を外に漏らさない義務がある。
技術、知識に偏ることなく、全人格の向上も図らなければならない。また、言葉遣いや服装も受診者様の信頼を得、ご理解いただけるものであるよう心がけなければならない。